いじめないで!
そりゃ、私だって健康な青少年!
まだ知ったばかりの快感に酔いしれるさ!
例え火器に愛情を注いでも、委員会で連日の徹夜をしたって……た、溜まるものは溜まるんだ!
と、言い訳しつつ三木エ門は一人自室にこもって、自分の行李の奥底をごそごそと探った。
背後をやたらと気にして、きょろきょろしていたが、目的のモノが手にカサリと当たった。
緊張を保ったまま、あわてて「それ」を取り出す。
懐に一度しまってから、行李を押入れに戻した。
胸がバクバク音を立てている。
こ、この時間なら誰も自分の部屋に来ることがないのは、すでに調査済みだった。
もとより、男同士なのだからお互いに察したらそっとしておくのが忍たま長屋(上級生)の暗黙の了解でもあった。
薄暗い室内の中、三木エ門の喉がごくりとなった。
懐から取り出した薄い冊子。
使いこまれているため、ページの端々がすれている。
手あかも付いているが、それが逆にその冊子に重々しい雰囲気を与えていた。
はらりと、表紙をめくる。
裸の男女のまぐわいが描かれていた。
きわどいところまで見せつけ、男を誘う女。
男は、余裕の表情を女に見せるのだが、男自身は高々と猛り、女を欲している。
さらり
女の胸を思うがままに蹂躙する男の手に自分の手が重なった。
柔らかい肉を思うがままに、捏ねてみたい。
私は、自分自身の背筋をぞくぞくしたものが走り抜けるのを感じた。
無音の痴態に三木エ門という私自身を重ねて、女と交わるところを想像する。
ひくりと、自分の下半身が熱を持って動いたのを感じた。
頭巾をはずして、上気する首筋を外気にさらした。
さらに、ページをめくると今度は女が男のモノを咥えこんでいるところだった。
恍惚とした表情で、口をすぼめている。
ああ、あの口の中はいったいどうなっているのだろう。
三木エ門は知らず知らずのうちにその絵の中の女の顔に恋仲であるの顔を重ねていた。
そういえば、実習続きで会えてなかったな。
だから……
罪悪感がこみあげるが、その背徳感も快感を助長させていった。
絵の中のが私のモノに舌を這わせて、苦しそうに眉根を寄せている。
思わず、片手で自分の股間を抑える。
熱を持ち、徐々に固さを持ち出した自分自身が熱い。
自分でした刺激なのに、もどかしい痺れがこみあげてくる。
「んっ、ふっ」
布の上からこすりあげると、布のざらついた表面が自身を刺激して、ふんどしが窮屈になってきた。
三木エ門は腰帯をほどくと、袴の中に手を突っ込んで硬くなったペニスを刺激した。
まだまだ足りない快感。
また、ページをめくると今度は女が男の上に跨って、自らから男の肉棒を受け入れようとしているところだった。
「ん、っ」
自分のものを受け入れようとして、怖がりながらも必死で腰を下ろそうとするだが、私の熱に触れるたびに、熱くて腰を浮かしてしまっている。
想像の中でのは普段とまったく違って、とてもいやらしかった。
私はに怖くないから大丈夫と言って、の腰を掴んで、私のそこに下ろしてやるんだ。
そしたら、はたまらず……
「三木エ門?いる?」」
ん?いっちゃうぅvじゃないのか?
あれ?
がらりと戸があいて、光が部屋に差し込む。
「あ、三木いるじゃ……」
どっと、全身から汗が出た。
恋人同士といえども、最悪なところを見られてしまった!!!
私と言えば、春画のページをめくりながら、両足を大きく広げて、袴の中に手を突っ込んでるんだぞ!
ナニやってたかどんなに鈍チンでも分かってしまうじゃないかぁ!!
羞恥心でいっぱいになる。
「あ、あ、ああ、、こ、これは、そ、その!」
目をまんまるく見開いたがじぃいっと私を見つめていたが、突然後ろ手に戸を閉めた。
そして、はかわいらしく、くすりとほほ笑んだ。
再び薄暗くなる部屋の中、こもった空気が私たちを包み込んだ。
「三木」
が一歩一歩近づいてくる。
私は、恥ずかしさで、熱を持った自分の下半身のせいで身動きとれない。
「三木、自分でいじってたの?」
の視線が私の下半身にそそがれる。
恥ずかしくて、恥ずかしくて、私は顔をそらせた。
涙がにじむ。
すると、突然、私の股間が圧迫された!
驚いて、目をやると、の白い足が私のソコを踏みつけていた。
顔を慌ててあげると、妖艶にほほ笑む。
「三木、かわいい」
「いっぅ!!?」
ぐりっと、の足が私のペニスを踏みじった。
痛みと、それに勝る強い快感がじんじんとそこから伝わってくる。
「私が、してあげるよ」
「や、やめっ!?」
「キモチイイでしょ?」
「ぅあっ!」
微妙な加減で、くりくりと足でこねくり回されると、刺激を待ち望んでいたそこはどんどん硬さを増していく一方で。
まさか、にそんなことをされるとは思いもしなかったせいで、あられもない声が思わず出てしまった。
は三木エ門の股間に足を押し当てて徐々に上に移動させる。
そして、涙目になってこちらを見上げてくる三木エ門にほほ笑みかけてやるのだ。
次に与えられる快感を待ちわびて、羞恥心にさいなまれながらも、の足をどかすことができないでいる三木エ門。
ごくりと、の喉が鳴った。
の足が三木エ門の袴をずりおろし、白い布をさらけ出させた。
じわじわと、巧みな足遣いに翻弄され始める三木エ門。
足の下でぐりぐりと硬さを増して自身を主張するそこがかわいらしくて、は思わず微笑んでしまうのだ。
「ほら、三木のここ、もっともっとって私に擦り寄ってくるよ?」
「や、そ、そんなっ!」
「かわいい、三木とってもかわいい」
「かわい、くなっ!あ」
足の指で頂点のあたりをいじられると、滲みだした汁のせいでふんどしが湿ってきたのが分かってしまう。
「ほら、きついんでしょ?」
「ひっ!」
「もっと気持ち良くさせてあげるから、ね?三木、自分で取って?」
そういいながらも、は一向に三木エ門の股間への刺激を緩めることがない。
しかし、三木エ門は恥ずかしがりながらも、震える手で、ふんどしに手をかけた。
「ほら、いっぱい足広げていいんだよ?」
「ふぁっ!」
ふんどしを解こうと、尻をわずかに上げようとするのだが、そのせいで自分からの足へ股間をすりつけるようになってしまう。
しかも、は足を離す気はさらさらなく、すりつけられるたびにぐりぐりと足を回すのだ。
目がくらむ思いをして、なんとか、三木はふんどしを外すことができた。
が、三木の股間から足をどかすと、最後に残された白い布が湿った音と一緒に床へと落ちた。
「ふふ、三木のここ、びちょびちょだよ?」
「やめ、言うっ、なっ!いっ!!?」
「言わないで?でしょ?」
ぎゅうっと、三木の亀頭にの足の爪が食い込む。
あまりの痛さに、目の前が白黒するのだが、今度は指の腹で尿道のあたりをくちゅりくちゅりと優しく刺激され、痛みまでもが気持ちいいものだと錯覚してしまう。
ペニスの先っぽから透明の汁があふれ出し、の足を汚していってしまう。
三木エ門はの足に蹂躙される自分自身のソコから目を離すことができなかった。
一糸乱れぬと下半身を裸にして、に乱れる自分。
そんな状況すらも、もう三木エ門にとっては興奮する材料でしかなかった。
「は、っ、も、もっと、踏んで!」
「いいわよ、もっと、下も遊んであげる」
「あ、あ、あ、ひっう」
自ら足をもっと広げてへと局部を差し出してしまう。
は熱のこもった視線で私の肉棒を見つめて、足の指で私のそれをいじめてくれる。
ぐりぐりと裏筋を足の指が降りていき、私の袋をこりこりと踏みにじる。
床との足とでふにゃりとこすれる袋からじんわりと疼痛感が肉棒を登っていく。
袋が押されたせいで、ジワリとより我慢汁が私のペニスの先っぽからあふれてきてしまう。
少し白く濁ってきたのは、限界が近いからだろうか。
「はぁ、んんっ!、」
「三木、気持ちいい?」
「はっ、ん、ひもちひひぃ」
もう、理性などなかった。
乱れに乱れる私をみて、は妖艶にほほ笑んだ。
そして、突然私のペニスを今までで一番強く踏みつけた!
「ぐぅあああっ!?ふっ、あ、や、やぁっ!?」
あまりの痛さにフラッシュバックする視界。
それなのに、快感を勝手に拾い上げた肉棒はすさまじい刺激を脊髄から立ち上らせた。
ぎゅうっと踏まれたまま、私は達してしまった。
濃い、精液がの足に阻まれながらも勢いよく飛び出した。
絶頂感が全身を甘く痺れさせて、ぼうっと、だらしなく体を弛緩させてしまう。
「三木、かわいい」
ちゅうと、が頬に口付けてくれた。
ショートしてしまった思考回路で、ぼんやりと、快感のしっぽをつかんでいた。
「溜まってたんだね、三木。もっとだそっか?」
「ふぇ?」
精液で汚れた肉棒を、は今度は手で握った。
ぐちゅりと、音を立てて握りこまれたそこは、再び頭をもたげ始めた。
「三木、げーんきv」
「ふぁあああん!」
健全な性少年!
快感には弱いんだ!
うう、えっちぃ私はが大好きなんだ!
だから、しょうがないだろ!?
「あ、もうこんなになっちゃったvかわいいv」
「ひぃあ!!」
終
なんというか、終れ!
ですね^^
すんませんorz
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