×注意
 (小平太が喘いでいます)














































ねっとりと、口付けを交わした唇が微かな光でてらてらと光っている。


「はぁ……
「小平太」


もう、熱をはらんだ吐息をこぼす小平太の帯を取り、中途半端に着物を脱がせる。
高く括られた手のせいで、着物を脱がせず肩の所で、布がわだかまってしまった。
開かれた両足の間に体を置いている私からは、小平太のたくましい胸元や、腕が惜しげもなく曝されており、知らず知らずの間に喉を鳴らしてしまう。


「小平太、なんか……かわいい」
「んっ……」


抵抗できないのをいいことに、小平太の胸へと指を滑らせて小さな突起を爪先で弄ぶ。
もう片方を、ぺろりと舐めるとひどく小平太の匂いが口の中に広がる。
ぺちゃぺちゃと、音を立てて舐めていると、だんだんと小さいながらもぷくりと、舌先に乳首が尖ってきているのが分かった。


「ふふ、小平太ってば乳首舐められて感じちゃうの?」
「ん……ふぅあ……ちゃん、だから」


下から見上げた小平太の顔はじっとこちらに視線が注がれていて、私が舐めているのを見てどうも興奮してきているようだった。
指の腹で押しつぶすように乳首をいじくると痛いのか、眉間にしわを寄せている。しかし、それでも感じているのだろう、我慢できずに熱い吐息をこぼしている。


「赤くてかわいいし、おいしいね」
「ひっ、あぅ」


軽く歯をたてると、ぴくぴくと体が動くのがまたかわいさを引き立てる。
ああ、こんな私を本当は見てほしくない。
普段とは、正反対の私たち。
だけど、小平太がいけないんだからね。


「それじゃあ、こっちもかわいがってあげるね?」
「あっ」


小平太の褌へと手をかけ、もう大分硬さを持ち始めた雄を布の上から撫でた。
期待と興奮にぎらつく小平太の視線に気づかないふりをして、前の部分の褌を横にずらす。
その感触にすら小平太は感じてしまっているようで、びくりと腰が引けたが、私から逃げることもできない。
あなたの手綱は私が握っているんだから。
小平太の胸をひと際強く吸い上げてから、唾液の線を引きながら下へ下へと下がっていく。


「おっきいね」
ちゃん、舐めて……」


切ない声を上げて、それでも小平太は私に求める。
こんな小平太を見るのは初めてで、なんだか嬉しくなってきてしまう。
ほんのわずかの間でも、楽しんで欲しい。だから、言われるがままに小平太の陽物を口にくわえた。
まだ完全に勃ち切っていない小平太の雄は何とか、口の中に収まる。
喉の奥に当たる不快感すら、彼が私に感じていると考えるだけでたまらなくなってくる。
独特な味も、そんなに好きじゃないけど、小平太が好きなの。


「んっ、むぅ」
「うっ…、すごい上手」


優位な時には呼び捨てて、甘えたい時にちゃんって呼ぶあなたが好きよ。
ねえ、もっと呼んで。いろんなあなたを見せてよ。
ずくずくと、熱を孕み硬くなっていく欲望は、もう口には収まらない。
それでも裏筋を、先端を一生懸命べろでご奉仕すると、じわじわと我慢汁がにじんでくる。


「ふぁ、、で、る」


おっと、夢中になりすぎて忘れていた。
慌てて片手でぎゅうっと、小平太の陰茎の根元を掴んだ。
達する前に出口をふさがれた精液が袋の中で渦巻いているのだろう、小平太は少し苦しそうに息を荒げている。


?」
「小平太、大好きよ。ごめんね」
「え」


懐から出したのは、小さな棒。
一瞬それがなんなのかわからずに、小平太は困惑した表情を浮かべるばかり。
これは、縫い針に糸を巻き付けたもの。私が、作ったの。小平太のためによ。


「あんまり、小平太が私の授業を邪魔するから」
「ひっ」
「お仕置き」


でないと、シナ先生に本当に怒られちゃうの。
小平太が、悪いんだからね。


「大丈夫、尖ってない方から入れるから」
「あ、やっ!!ちゃん!」


悲痛に叫ぶ小平太は、自由な脚で私を蹴り退けるだなんて出来ない。
卑怯にも、愛を逆手に取ったお仕置き。


「あっ!!いぅ!!」


根元を抑えたまま、小平太の尿道に針の先を挿れる。


「痛い痛い痛い!!!」
「大丈夫、すぐに気持ち良くなるから。それに、小平太のおっきいからそんなに痛くないでしょ?」
「ああああっ!!」


汁をこぼしながらも、針は全部小平太の一物の中におさまってしまった。
短く息を吐き、痛みに耐える小平太の目からは涙がこぼれていた。
自分の亀頭の先から、赤い糸が覗いているのを顔を歪めて見ているようだった。


「ほら、全部ちゃんと入った」


根元を抑えていた手を離しても、出口が塞がれているせいで、達することもできない。


「ふふ、ここぱんぱんだねぇ」
「あっ!!さ、さわる…な」


ぷっくりと精がたまってしまった袋をやわやわと揉みしだくと、痛みと快感に身悶える小平太。
相当苦しいに違いない。
涙にぬれた小平太の顔なんて、見たことなかったけど、すごくたまらない。


「触ってほしくないの?でも、こっちも…」
「ひぃああああぅ!!?」


先端からでた糸を摘まんで、少しだけ針を引き出すと中を擦られ、今まで感じたこともない快感を小平太を襲っていた。


「ん?気持ちいい?」
「い、いた…い、……やめ」
「嘘、気持ちいいんでしょ?」


針の先を持って、浅く出し入れをすると小平太の体が面白いほどにびくりびくりと跳ね上がる。
限界まで硬くなった陰茎は、喜びに震えているようにしか見えない。


「こういう拷問の方法もあるんだよ」
「ひぃぐぅああああ!!」


多めに引き抜いて、またずっぷりと挿し入れると、今度は我慢汁に薄く精液が混ざった汁が漏れ出してきた。
達したいのに達せない苦痛と、自分で触れることもできない尿道を擦られる快感。


「あ、や、ちゃん!へ、変になる!!」
「変になっちゃう?大丈夫、どんな小平太でも好きだよ」


瞳孔が開いている小平太の目は、どこを見ているんだろう。
たまらなく、かわいいよ。小平太。
始めてみる小平太も、いつも見ている小平太も大好き。


「あっ、あっ!も、ちゃん!逝きたい!!逝きたいぃ」
「じゃあ、今度からちゃんと私の言うこと聞く?」
「聞く!聞くから!!」


だらしなく零れていく涎で汚れた顎を、べろりと舐めあげる。
それにすら、気が狂うほどに感じてしまうようだ。


「あっ!?はぁぁうあ!!」
「じゃあ、逝かせてあげる」


片手で、小平太の袋を揉みしだきながら、一気に糸が小平太の中を擦りあげるように針を引き抜いた。


ちゃんちゃんちゃんちゃんひゃああんん!!!」


狂ったように私の名前を呼びながら、小平太は腰をびくつかせながら達した。
大分我慢させたせいか、一度達しただけでは足らずに、二度、三度と、吐精する小平太。
自分自身の胸や腹にまで精が飛び散っていた。


「こへ、大好き」


がくりと、力なく目を閉じた小平太の頭に口付けを落した。
ごめんね?先生に言われちゃったの。
ちゃんと、しつけておきなさいって。

















































何を目指したのか、今となっては不明。