かまってダーリン
































最近が冷たい。
なんでだろうなぁって考えながら、結局自分から聞くこともできずに、目の前の虫籠に向き合ってしまう。
はうんともすんとも言わずに、後ろで座っている。
あ〜…なんだよぉ。
なんか、したっけ?俺。









最近竹谷がかまってくれない。
ずぅっと虫の世話ばっかりしてて、私のことなんて放っておいて…。
こんなに寂しいって思ってるのに、私よりも虫!虫!虫!蛇!蛙!
しかも、あっちにかまってる時の方が…いい笑顔。
私との時は、なんていうか…無理に笑ってる感じ。
ああ、もうっ………















スンッ、と後ろから鼻をすする音。
え!?ま、まさか……泣いてる?
泣いてんのか?
え?な、なんだよ……
わかんねぇ、よ。

ブゥン……


「ひゃぁ!!!?」


その時、開け放たれていた戸から虫が飛んできて、三角座りをしてうつむいていたの首筋にすぽっと入ってしまった。
驚いたはびくりと体を震わせて声をあげた。
しかし、もっと驚いたのは竹谷だった。
突然がかわいい声を上げるものだから、心臓がびくりと跳ね上がった。


「な、!?ど、どした?」
「やっ!せ、背中!背中!!
「は?せ、背中?」
「な、なんか入って動いてるのぉ!!やっ、ぅ〜〜〜〜!!」


体を硬直させて、何かがうごめいている感触に身を固くする
も、もしかして毒虫かも!?という考えが頭をよぎってしまうと、余計に身動きができない。


「たけ、や……と、ひっ!……とってぇ」


涙をためては竹谷に哀願した。
竹谷は、ごくりと生唾を飲み込んだ。


「お、おう」


涙をためて、顔を赤くして必死に恐怖に身を固くしているは、なんというか……


どえらく、かわいいじゃねーか。


、じっとしてろよ?」


こくこくと唇をかみしめて頷いたの背中へと手を入れた。
初めて触れたの素肌。
それは、思った以上にすべすべしていて、まるで自分の肌とは別物だった。
恋人同士と言っても、なんだかんだで恥ずかしさやら忙しさやらも手伝ってまだに触れたことがなかった。
そろりそろりと、触れる竹谷の手の感触にもぴくりと反応してくるがやけにかわいいと感じる。


「う〜、い、いた?」
「あ、ちょ、待ってって……」


ごそごそ……


あ、やべぇ、これは……クルもの、がある。


虫を探しての素肌に触れる。
別に、それだけなのに、だんだん変なことしている気分になってきた。


「ふぁっ!」
「ど、どした!?」


そんなことを俺が考えているだなんて、知るはずもないが変な声を上げるから、驚いた。
恐る恐るこちらを振り返る
肩越しに、振り向くの輪郭がやけに扇情的に感じられて、俺は………

その頬に口付けたくなった。



「たけ、やぁ……む、虫、横に、いるぅ」
「よ、横?」
「うん」


そう言って、軽く身をよじる
ああ、そういうことか。
体の横ね。
って……


もぞもぞとそのままの脇腹へと手を伸ばした。
その時、かすかに指先に硬い感触。
あ、こりゃこがねむしだな。


「あ〜、じっとしてろよ?」
「ひっ!う、うん!!」


ちょっと深刻そうな声と顔でそう言えば、は目を閉じてじっとしたまま。


「あっれ……どこいった」


我ながらわざとらしい言い訳だったが、は大人しくしている。
今度は意識的にの柔らかい体に思いっきり手を這わせた。
やわらっっけ……。
そのまま、するすると上へと手を登らせて行って……

指先にとりわけ柔らかいモノが当たった。


お、おっぱいだ……。


「おっかしーな……こ、これか?」


もにゅ。


「ひゃっう!?」


もう、触れた瞬間に俺の中で何かがふんぎれた。
もういいや。
うん、たまらねぇ。
俺は、思いっきりの胸を鷲掴みにした。
あったかくて、柔らかくて、のおっぱい最高過ぎるっ!!!


「ふぁ、や、やだっ!たけ、そこ!!」
「あれ〜?こっちに、来たんだけどなぁ……あ、これか?」


きゅっっと人差し指と親指での胸の先端をつまんだ。
すると、びくっと体を震わせる
あ、やべ〜!かわいい!!


「あれ?とれねーなぁ〜」
「ふぁっ!や、うぅ!!ふ、ぁん」


くいくいっと引っ張ってやると、は体を反らせて、それに反応した。
の後ろから手を突っ込んでたせいで、が反り返るとその柔らかい髪が俺の顔に触れて、いい匂いがふわっと香った。
ああ、もう無理だ!


俺は、の着物の脇を引っ張って帯で縛ってある所から引き出した。
すると、あっけなく中にいたこがねむしが転がり出てきて、わさわさと外へと向かって歩いて行ってしまった。
俺は、心の中で小さくこがねむしに礼を言うと、そのままを後ろから押し倒した。
の背中にのしかかってを下敷きにした。
あ〜、おっぱいが俺の手を押しつぶす。
柔らかいなぁ。


「た、竹谷!!」


慌ててこちらを振り向いたの頬に今度こそ口付けを落とした。
ああ、ほっぺたも柔らかいなんて反則だ。
の顔が一気に赤みを増した。


「わりぃ、我慢できねー」


にっと笑った。
は、わたわたと体をよじるから、軽く押しつぶす力を緩めてやると、くるりと反転して俺と向き合う形になった。
なんか、驚くような顔してる?


「た、竹谷……」
「な、なんだよ」
「もっと、笑って?」


おずおずとが手をのばして、俺の頭に触れた。
反則だ……
今度は甘い唇をたっぷりと味わいながら口付けた。


「ふぁ、んんっ」
「…っはぁ……、いいか?」


嬉しくって、満面の笑み。


「はち……好き」
「〜〜〜〜!!〜〜〜!」

















































8118番おめでとうございます!
リクエスト「竹谷で(できれば)エロ」夢とのことでした!
竹谷初がきで、変な竹谷かもしれませんが・・・・どうでしょう><
なんというか、むっつりですね!
おっぱい大好きな竹谷でごめんなさい;;;



では、お持ち帰りはタロウさんのみでお願いしますv