ドエロ注意。
苦手な方はお気をつけください






























俺たちだって!





























なんてこった!
今日が「はろうぃん」だってことをすっかり失念していた!
学園長の突然の思いつきだか何だか知らないけど、まさかうっかり忘れてていただなんて私は馬鹿か!?
などと、焦りながら私は走っていた。
もちろん、意味もなく走っているわけじゃない。
後ろを見てほしい。


〜〜〜〜!!!!」
「トリックトリックトリック〜〜〜!!!!」


ご覧のとおり同学年の竹谷と鉢屋に残念ながら私は追いかけられているのです。
二人は、ぐーるぐると包帯で全身を包んで、飛び出している髪の毛と目でしか二人だと認識できない。
というか、あんな恰好で私のことを追いかけて何が楽しいの!?
私は、走りながら後ろを振り返った。


「も〜〜!追いかけてこないでぇええ!!もうお菓子持ってないんだからぁ!!」
「だから追いかけてるんだろぉ!!」
〜〜!諦めて私の悪戯を思う存分受けてくれ〜〜!!」
「というか、俺達この下何にも身につけてないんだぁ!!!」
の希望なら褌つけてもいいぞぉおお!!」
「どっちも見たくないから結構です〜〜!!」


包帯であまり表情とか見えないはずなのに、二人が満面の笑みを浮かべているのが分かってしまう。
ぞくっと、背筋を寒いものが走る。
あまりの変態宣言を受けたしね!
これは、本当に逃げないと!!
と言っても、さっきから続いている全速力の追いかけっこのため、私の体力はそろそろ悲鳴を上げてきている。
どうしよう……二人にだけは絶対につかまりたくない!!
華麗に廊下を滑り、角を曲がる!
すぐさま、体をばねのようにしならせて二人の姿が見えないうちに走り出した。
ああ、どうしよう!!


ちゃん!!こっち!」


と、その時すぐ近くの襖から手がにゅうっと伸びて、手招きをした。
一瞬警戒したが、そのあとすぐに出てきた二つの顔に安心して、その手の方向に走った。
が部屋に体を滑り込ませて、隠れた瞬間に二人はと同じように華麗に角を曲がってきた。

〜〜!!っって……あれ?」
「竹谷どうした!!……あれ?は?」








































「もう……・行ったかな?」
「んんん〜……」
「大丈夫じゃないかな?音、しなくなったし」
「んんんんん!」
「ん?あ、すまない!」


慌てて久々知がの口を押さえていた手を離した。


「ぶはっ!ハァハァ……く、苦しかった……」
「いやぁ、咄嗟に押さえてしまって。ごめんな〜」


あははは〜と、笑う久々知の腕の中で大きく息を吸う


「ふぁ〜、でも……雷蔵も久々知もありがとう……なんとかあの二人から逃げられた!」
「うん、ちゃんすごい竹谷と三郎に追いかけられてたもんね」


苦笑する雷蔵に、もつられて笑ってしまった。


「あ、く、久々知……もう離してもらっても大丈夫だから……」
「ん?あ〜……う、ん」
「久々知?」


先ほどの手を掴んで部屋の中に引き込んだ際に、そのまま後ろから抱き抱えていた久々知が歯切れ悪く返事をするのだが、一向に腕を放す気配がない。
変だなと、思ったとき、ふっと顔に影が差した。


「らい、ぞ?」
ちゃん、私の格好はなんでしょう?」
「え?」


言われて見て、初めて雷蔵の格好を見た。


「え?あ、えっと……ミイラ男?」
「じゃあ、久々知は?」


首をひねって後ろの久々知の格好を確かめる。


「あ、久々知もミイラ男?」
「そう、私たち五年生は今回みんなミイラ男なんだ」


にっこりと、久々知が笑った。
ああ、睫毛長いなー。うらやましいなぁ。などと、のんきに考えていたに、雷蔵がにっこりとほほ笑んだ。


「じゃあ、ちゃん」
「はいはい」
「トリック オア トリート」
「え?」
、私もトリック オア トリート!」
「ええ?」


つうっと、そこでようやくの頬を冷たいものが滑った。
まさか…まさか?


「ああ、残念。ちゃんお菓子持ってないの?」
「雷蔵、そうみたいだ。じゃあ、しょうがない」


「「トリック!!!!」」














































ぐちゃりと、頬を冷たいものが滑った。


「あ、やだっ!!」


背後に今いるのは雷蔵で、の前にいるのは久々知だった。
包帯が、ずれて肩の辺りの肌が見えている。
ということは、たぶんこの二人も素肌の上に包帯を巻いている……のだろう。


「わ〜、おいしそう!」
「う〜…久々知、ひどい…ひどいよ…」


久々知の手が伸びて、の頬についた白いものをぐちゅりと引き延ばした。
ふわりと、大豆の香りが薫る。
は冷たさにぎゅうっと目を閉じて、その不快感をやり過ごそうとしているが、遠慮なく久々知はの頬に張り付いた豆腐の残骸を彼女の肌にすりつけた。


「ね、食べてもいい?」
「ひっ!!!?」


返事も待たずに、久々知はの肌についた豆腐に舌を伸ばした。
べろりと、豆腐ごとの頬も味わう。


「ん、おいし」
「い〜や〜〜!!な、舐めたっ!!?」
ちゃんもお豆腐みたいだね」
「わっ!!?」


後ろからの体を拘束していた雷蔵の片手が首筋に垂れてきた豆腐の残骸を指ですくいながら、胸元へと滑らせていった。


「白くて、柔らかくて、おいしそう」


雷蔵の指がそのまま着物の中に入って行き、胸の間に豆腐を押しこんだ。


「それに、とっても……」


二本の指が胸の間を行ったり来たり。その度に、豆腐がぐちゅりぐちゅりと元の形から遠い形にへと崩れていく。


「や、冷たいっ!雷蔵!や、やめてよ!」
「気持ちいい?」
のお豆腐見たいな〜」
「わ、私お豆腐なんかじゃない!!あっ!!や、やめて!!?」


久々知はにこりと笑うと、の衿を掴むと、割開いた。
曝された白い両肩がフルフルと震えている。
残されたのは、黒い前掛けだけ。
その中で、ぐちゃぐちゃと音をたてて雷蔵の指が蠢いている。


「こっちも、ぬごっか?」


雷蔵はの首の後ろで結ばれた紐を口で解いた。


「あっ!!!……み、見ないでっ!!」


久々知の手が、前掛けに掛けられて、ひいた。
ふわりと、柔らかいの胸が二人の目に曝け出された。
胸の間で、豆腐とは思えないほどぐちゃぐちゃになりきったものを雷蔵の指が行ったり来たりして、の胸にすりつけていた。


「こっちも……うまそう」


ごくりと、久々知の喉が動くのが下からよく見えた。
近づいてくる久々知の顔。
あまりの羞恥には顔を真っ赤にして、顔を横に背けた。
雷蔵がその頬に口付けを落として、胸の間でくゆらせていた手で今度は方胸を柔らかくも見始める。


「あっ…んっ…やぁ、らいぞぉ」
「はっ…んん……うま」


そして、久々知はの胸の間に顔をうずめてそこに塗りつけられた豆腐を舐めとる。
その感触に、ぶるりと身を震わせた。


「ね、ちゃん…」


雷蔵の切ない声が耳元で囁かれる。


「いいでしょ?」


包帯越しに、硬い熱が腰に押しけられた。
息をのんで、下に目をやると、久々知がじっと熱っぽくこちらを見上げていた。


、全部食べたい」
ちゃん……」
……」






























































素肌に包帯ってエロいですね!
ヨーグルさんのコメントの「兵助や雷蔵に酒宴のリベンジ」でした!
コメントありがとうございました!
雷蔵と久々知ペアには抵抗できないと思うのです。