ドエロ注意。苦手な方はバックプリーズ。 複数にて、自己責任よろしくです。 咽喉から胃の腑にかけてまでがかっかと熱い。 じわじわその熱が広がっていきついには全身に広がっていく。 そんな、気味の悪い感覚に体をさいなまれながらも、ぎりりと二人を睨みつけた。 それなのに、悠然と私の前で笑みを深くしていく久々知と竹谷はもう私が抵抗することができないというのも分かっているようだった。 「、それ何か知ってる?」 「しる、わけ……ないでしょ」 二イッと唇を吊りあげて竹谷がひょいと、私に食べさせたものと同じものをほおり投げた。 そして、それをぱくりと口に含んでがりがりと音を立てて噛む久々知。 「あ」 ごくりと、久々知の咽喉仏が上下する様子を見ただけで、なぜか私も同じようにごくりと咽喉を鳴らした。 「ははっ、。これ媚薬なんだ」 笑う久々知がそのまま身動きがうまくとれない私の顔に迫ってきて、無理やり唇を重ねた。 「ん、む」 頭の中で直接響く淫猥な水音。 直接脳を揺さぶるような音と感触ですぐに翻弄される自分に戸惑ってしまう。 「んんん!!?」 半ば予測していた状況だったが、それでも驚くことは驚く。 竹谷の両手が後ろから私の胸へと伸びてきて、むにゅむにゅと柔らかさを楽しみ始めた。 べろを執拗に絡めてくる久々知に困惑しながらも、竹谷の手を離そうと必死の抵抗を試みた。 「なぁ、……きもちーんだろ?」 首筋にチクリと、竹谷の仮装の藁が突き刺さって、体をよじる。 しかし、それを許さないと、竹谷が私の体を引き寄せて指先で胸の先端を翻弄する。 布の上からくりくりと捏ねくりまわされているだけというのに、いつも以上に快感を拾い上げてしまう。 弓なりになった久々知の瞳と目が合ってしまう。 欲にぬれきった目。 そして、私の体も、もう堕ちてしまいそうだ。 先ほどから熱がじんじんと広がっていって、もうどうにかなってしまいそうな気がした。 ひやりとした久々知の指が頬に触れた。 「な、……いい?」 はむっと、わざと甘く唇を噛まれてしまえば、もうどうしようもなくて、すでに肌蹴はじめた久々知の鎖骨ばかりに目が行ってしまう。 そうすると、今度は後ろから首筋をチクリチクリと藁が攻めてきて、竹谷が敏感になった胸をいじめてくる。 「、たまんねーよ」 だから、頬を伝って首筋へその下へと着物を割っていく久々知の手を止められなかった。 熱せられた体に、久々知の手の冷たさが余計に響いてきた。 ことさら、見せつけながらそろえた指を二本舐めあげる久々知の姿を竹谷に両膝を後ろから広げられた姿で見ていた。 もう、恥ずかしくて恥ずかしくて泣きたいほどだというのに、一糸まとわぬこの身はこれからやってくる快感をほしくてほしくてたまらないと涎を垂らして待っているのだ。 至極楽しそうに竹谷が耳にべろをくちゅりともぐりこませては、いろいろなことを吹き込んでくる。 「な、。我慢できないんだろ?ほら、久々知に挿れてもらえよ」 「ふぁ、ん、や」 「指二本で足りんのか?」 「竹谷、大丈夫だよ。は指二本じゃ足りないだなんて淫乱なんかじゃないんだから」 「そっか、そうだよな。ごめんな」 「ひゃ、や、やらぁ」 「でも、こんなになってる」 ゆっくりとさらけ出された自分の秘所に久々知の指が添えられる。 くち…くりゅ、くちゅ、にちゅ それだけで、待っていた快感がぞくぞくとそこから昇ってきて、じんじんと余計に痛いくらいにもっと刺激がほしくなってしまう。 ゆったりと上下に擦りあげ、蜜を指に絡めていく。 その様子をよく見えるようにと、肩口から竹谷が顔を出してそのたびに「すげぇ」とか、「もうぐっちゃぐちゃになってる」とか囁いてくる。 「じゃ、?これで満足できるか?」 「ふぁあ、んぁ、ぅあっんんん」 唇をかみしめて、思わず顔を仰け反らしてしまう。 たった、たった指二本がもぐりこんだだけで我慢していた体が軽く逝ってしまった。 それで、きゅっと軽く久々知の指を締め付けたというのに、無情にもそのまま気にすることもなくずっぷりと久々知は指を根元まで埋め込んだ。 「は、ちょっと逝っちゃった?」 「わ、なんだ、淫乱ちゃんだったけ?」 「ひゃあああん、や、やだぁ……ふ、あ、う、動かさな、い、で」 「ん?こう?」 くいっと、中で軽く指を曲げてぐちゅぐちゅと中から淫液を掻きだすように指を出し入れし始める。 あまりの快感に膝を閉じようとするけど、それを今度は竹谷が許さないとばかりに余計に力を入れて足を開かされてしまう。 「はは、えっろ」 ぐりぐりと竹谷の熱が布越しにお尻のあたりに擦りつけられる。 「あ、や、たけ……それ、」 「ん?なんだよ」 「それ…ひゃぁ!?ひぃあ!や、やだぁ!!」 「あ、おい!兵助!」 「え?私?」 にこっと、笑いながら久々知はの中をひとしきり掻きまわしてから、じゅぷと音を立てて指を引き抜いた。 「……はぁ。じゃあさ、どっち先いく?」 「え〜……私やりたいなぁ」 「えー、俺だって」 「や、もぉ……どっちでも、いい、からぁ……うー」 腕を伸ばして目の前にいた久々知の首筋を捕まえて、ほっぺたにべろりと舌を這わせてから、首をひねって後ろの竹谷の頬もぺろりと舐めあげた。 もう、どっちでもいい。 この体の熱が、どうしようもない。 「なっ!!!?」 「っ!!!」 二人が今にも私に喰らいつこうとしたその瞬間だった。 「……………」 「……」 「……」 「……」 「あれ?中在家…先輩?」 はたと気づくと、隣に中在家先輩がいて、こちらをじっと見ていらっしゃった。 ひきつった笑いを浮かべて久々知が焦る。 ばっと、竹谷が私の上に布をかける。 「い、いつから見て……」 「……大分、前から」 「は、ははっ、ははは」 「戸が……開いていた」 乾いた笑いを浮かべる二人も、前から中在家先輩に見られていただなんてどうでもよかった。 私は布がよれて、体が見えるのも気にしないで中在家先輩に手を伸ばしていた。 「ちょぉじ、せんぱ…い、も、我慢でき…ましぇん」 こくりと、頷いた先輩に思わずへにゃりと笑みを向けた。 ぐっと、長次先輩に抱き寄せられて、耳元で囁かれたその言葉にどきりとした。 「死体だから、手加減できない」 ああ、よくよくみれば、先輩の頭からは太いボトルが飛び出していて、顔には継ぎ接ぎが当たってる。 フランケンだ。 ぐりりと、裸体に押し付けられたすでに猛った先輩の一物に、この体がはしたなく期待してる。 いや、私自身が期待してる。 自分から、噛みつくように先輩の唇に口付けした。 「早く、ください」 「」 ジィーっとファスナーが下りる音が期待を昇り詰めさせる。 そして、すでに濡れそぼった私に、我慢汁でべたべたになった先輩のさきっぽがあてがわれた瞬間にきゅんと、体がうずいた。 「あっ!あああっ!!ん、あっ、ひ、あああん」 「くっ……」 ごくりと、隣から聞こえてきた二人分の咽喉の音ににたりと微笑み返した。 二人のせいで、この熱はまだまだおさまりそうにもないんだから、と。 なのに、べろりと、こちらに見せつけるように舌を舐めあげて自分たちのモノを取り出してしゅるりと擦りあげた姿に私のほうが翻弄されていた。 「とりっくおあとりーと」 ぎこちなく、耳元で囁かれた長次先輩の声とともに思いきり突き上げられて二人で昇りつめてしまったのは、そのすぐ後だった。 ああ、それでもまだまだハロウィンは終わらない。 終 よし!エロ部分完了です!! 一応補足です! 媚薬ではなく、日本酒の純度の高いものを糖衣でくるんだお菓子にまんまと引っ掛かってます。 あと、あほすぎてごめんなさい^^ 最後のあみだの勝者は長次でした。 |