ドエロ注意
竹谷が喘ぎます。





















































「あ〜!俺あっつくなっちゃったなぁ!」


竹谷の突然の叫び声に、三人が振り返った。
竹谷はの顔のままで、腰帯をゆるめ、シナを作りながらはたはたと自分の顔を仰いだ。
ほんのりと顔が赤く見えるのは気のせいだろうか。


「あ〜ん、もう私、熱くて我慢できないのぉ」


声が、竹谷の声じゃない。
まさに、顔と同じくの声だった。
それが、舌っ足らずの甘えた声を上げるものだから、本物のがいるというのに、ごくりと久々知の雷蔵の喉が動いた。


「ね、ヘーすけぇ……」
「な、なんだよ竹谷」
「脱がして?」


淡く開いた唇が、つややかでなんとも色っぽい。
久々知はこれが竹谷だと分かっていても、思わず胸がどきりとなってしまうのを押さえられなかった。
雷蔵も、久々知と同じく顔を赤らめて、食い入るように竹谷を見ている。
だが、二人とも忘れてはいけない人物が隣にいることに気づいていなかった。
それなのに……


より……竹、色っぽい」
「っっ!!?く〜く〜ち〜!!!!」
「あっ!」


しまったと、口を久々知が押さえても遅かった。
は怒って久々知を睨みつけると、竹谷へとにじり寄っていき、ばりっと前掛けを無理やり脱がせてしまった。


「いや〜ん!!何するのぉ!?」
「もう〜!三郎もやめてよ!私の声出すの!!」
「あはははははは!!く、久々知おもしれ〜!雷蔵顔赤いぞぉ!」


竹谷の後ろで腹を抱えて笑う三郎と、頬を両手で押さえた竹谷がの顔のまま「あ〜んっ!やさしくしてっ!」などと悪乗りしている。
頭にきているのはだった。自分の顔を勝手に使っているくせにきわどいことやりやがって……





は怒りにまかせて、酒瓶をぐいっとあおる。
音を立てて瓶を床に置くと、油断している竹谷に飛びかかると、ぐいっとその体を押し倒してしまった。


「うおっ!?何するんだよ!」


驚いた竹谷にはにっこりと微笑んだ。


「そんなに私の顔であんあん言いたいなら言わせてあげるよ?」
「え?」


一瞬で凍った4人はただ、呆然とを見つめるしかなかった。
は先ほど曝け出させた竹谷の胸に顔を近づけてちろりと、竹谷の乳首に舌を這わせた。


「あっ!?」


が両手、両足で竹谷の体を思いっきり押さえているために、竹谷は身動きできない。
酒の力か、普段のからは想像できない行動だった。
ぺろり……ぬるりと、温かいの舌が竹谷の胸をむさぼっていく。

カリッ


「ひっ!?ぅあ……っ!」


まだ柔らかいそこに、歯を立てて確実に竹谷を追い立てていく
最後に思いっきり舌をなすりつけてべろりと舐め上げた。


「なあに?竹…こんなところ舐められて嬉しいの?やらし〜」
「ばっ、お、お前!」
「ほら、こっちも……」


はぐりっと竹谷の下半身に膝を押しつけた。
すると、興奮しているのか、芯を持ち始めた竹谷をそこに感じる。


「欲しいんでしょ?」


竹谷の首元に唇を寄せて、がぢゅっと吸い上げると赤い痕がくっきりとそこに浮かび上がった。
しかし、本当にたまらないのはその光景を呆然と見ていた三郎、雷蔵、久々知だ。
顔だけはの竹谷の露わになった上半身はどう見ても男だが、その顔が女であるギャップとにある種の倒錯すら覚えてしまう。
それを少なからず想いを寄せているが押し倒して嬲り上げている。
知らず知らずのうちに、自分の下半身が熱を持ち始めていることに三人は気づいていた。だからこそ、すぐにでもを止められたはずなのに、止めることができず、期待にも似た感情をこめてこの淫らな行為から目を離すことができない。
はもう目の前の竹谷に夢中になっていて、どんどん行為がエスカレートしていく。


「ふふ、たーけ……変装の上からちゅうしたらどんな感じかな〜?」
「う…ちゅ、ちゅう?」
「そ、口付け」


ちろりと、唇を舐め上げたの舌がやけに興奮をあおる。


「してみよっか?どんな感じか……教えてくれる?」


顔を竹谷に近づけていこうとした時、突然三郎が叫び声をあげた。


!わ、私だって変装してるから口付けしたら感想言える!!」
「え?三郎?……やだ」
「ええ!!?」
「だって、変態なんだもん」


さらりとひどいことを言っているは完全に酔っぱらっている。
その証拠に、顔にはさっきよりも赤くなり、瞳もとろんとしていた。
竹谷〜と、彼の名前を呼びながらはちゅうっと竹谷に口付けた。


「ふっ…ん…あぅ」


舌をからめられて、思わず声を上げてしまう竹谷を満足そうに攻めていく
しかし、びくりと体を震わせた。
突然体にかかる重みと、胸がやわやわと揉まれる感触。


「んんん!!?」


驚いて声を上げるのだが、は舌の動きを緩めない。


「もうっ!のバカ!!竹谷ばっかりじゃなくて私ともっといちゃついてよ!!」


もにゅもにゅと三郎がの後ろにのしかかり胸を揉みまくっていた。
思わず、も身をよじったが、うっかり忘れていた。
膝が竹谷の下半身に密着していたことを。
ぐりぐりと唐突に攻め立てられて、上と下からの刺激に余計に甘ったるい声を上げてしまう竹谷。


「くそう、竹谷がの顔はがさないのがいけないんだっ!!」
「んぁ…」
「ふぁぁ!!」


の体を無理やり起して、竹谷と引き離した三郎は怒った顔をして竹谷の顔についていたの変装をべりりとはがしてしまった。
その下から現れた竹谷の顔は、頬を真っ赤に染めて、涙目になりながらだらしなく口をあけていた。


「あ、は……竹エロイ〜」
の方がえっちいよ?」
「ふぁっんん!!?」


くりっと、着物の上からだが三郎がの乳首を指先でこねる。
びくりと、こみあげてくる快感に素直に体を震わせながらも、はまだ笑みを浮かべていた。


「はっ…私、何か…ひぅ、より、竹のがエロいもん」


そうして、また膝を強く竹谷の股間に押し付ける
だが、三郎も負けじにと、の首筋に顔をうずめて舐め上げていく。


「エロいの…はっ、たーけ」


は竹谷の手首を押さえていたのを離して、ゆっくりと胸をなぞりながら下半身に手を伸ばした。
猛った熱がもうきついといわんばかりにふんどしを押し上げていた。


「ほら、さぶろー、竹……こんなだもん」


乱暴にふんどしを取り払って竹谷の股間をくつろげて中で猛っているものをつかんだ。
それを三郎にも見えるようには両手で擦り上げ始めた。
ごくりと、耳元で三郎のつばの飲み込む音が聞こえた。


「ぅ…あ、っ!や、めっ……うぁんんんっ!」
「あ、はッ……竹のすごいぷるぷるしてるよ?」


ぐちぐちと、部屋の中に充満していく音が竹谷の余裕がないことを伝えていた。
べたべたとの手を汚していく竹谷から出てくる汁を、楽しそうに絡めてどんどんは竹谷を追い詰めていく。
がちらりと横を見た。


「ほら、竹−…みんなが竹のこと見てるよ?よかったね」
「ひっ…ンぁ…やめっ」


横を竹谷が見ると、確かに雷蔵と久々知の視線が痛いほど自分たちにそそがれているのが分かった。
思わず、涙がにじんできた竹谷はそれでもから与えられる快感に逆らうことができずにただただ素直に喘いでしまう。
雷蔵と、久々知の手もいつの間にか己の袴の中に入っていて、もぞもぞと動いていた。
にやりと、三郎が笑みを浮かべる。


〜、がエロいからみんな見てるんだぞ?分かってる?」


ぐりっと、後ろからの尻に三郎は自分の股間を擦りつけて軽く腰を振った。
着物の上からでも、我慢できない感触がたまらなく興奮を呼び起こす。
いつの間にか三郎の手によって、の前もはだけてその柔らかな胸が外に出ていた。


「私は、エロくないのぉ!」


躍起になっては後ろを振り向きながら三郎に抗議した瞬間……


「ぅああああっ!!」


ぎゅうっと思わず竹谷の陰茎に爪を立ててしまい、その不意打ちの刺激で竹谷は絶頂に上り詰めてしまった。


「ああ!三郎のせいで竹谷が逝くとこ……みれなか、った……」


ばか〜と、とろんとした声では言うと、そのまま竹谷の胸に倒れ込んだ。


「竹谷のおっぱいはあったかいね―……」
「あ、れ?ちゃーん??」
「も、ねむ……ひ」


は、眠ってしまった。


「なっ!?!わ、私のちん●全然今からなんですけど!!?」


泣きを見た三郎の下で、涙目ながらもほぅっと息をついた竹谷だった。
自分の胸元で眠ってしまったの頭に竹谷はぽんっと手を置いた。
そして、雷蔵と久々知はお互いに顔を見合せて何とも言えない苦笑いをした。























































いやぁ、なんという竹谷フィーバーでした。(私の中で)
…お、お粗末さまです。
微妙で申し訳ないです…orz